子宮頸がんワクチンを接種される方が増えてまいりましたので、ネットから予約ができるようにいたしました。(予約専用ダイヤルからの予約はできません。)

どうぞご利用下さいませ。

 

子宮頸がんについて以前にお伝えしたことも含め、副反応についても記載しておきます。ご参考にしていただければと思います。

『 子宮頸がんは性感染症ですから、男性が子宮頸がんになる原因ウイルスを持っていれば、性交渉の時に感染してしまいます。(癌家系とは関係ありません。)

子どもを望まない性交渉であれば、避妊具を使用することにより感染を防ぐ事が出来るのですが、子どもを望むときには、もし男性が持っていた場合、感染してしまうことがあります。妊娠した時にガンが見つかり、子宮と一緒に授かった命も失うということもあります。

若い女性の子宮頸がんの進行は特に早く、健診を受けていても子宮を失うことになってしまったり、子宮頸がんに罹患する女性が増えているという統計もあります。』

2022年4月の時点で、日本では毎年10000人が子宮頸がんにかかり、そのうち2800人が死亡しています。

 

◆ワクチンの副反応について

接種部位の発赤や痛み、頭痛、体のだるさ、腹痛など比較的症状の軽いものから、アナフィラキシー、ギランバレー症候群、急性散在性脳髄膜炎(100万~400万接種に1回の頻度)と症状の重いものまで、他のワクチンでも認められるものがあります。

持続的に体の痛みを訴える複合性局所疼痛症候群(CRPS)が皆さんの印象に強く残っているかと思われます。820万接種のうち3例発症しています。一時歩行困難となりましたが、その後、通学できる状態になったとのことです。
これはワクチンの成分ではなく、痛み刺激(外傷、骨折、注射針など)がきっかけとなって発症すると考えられています。

WHOでは予防接種ストレス関連反応(ISRR)という概念を発表しています。ワクチンの種類には関係なく、接種前・接種時・接種直後の急性ストレス反応として、ソワソワ感、不安感、呼吸困難感・過換気、心拍数増加、迷走神経反射として浮動性めまいや失神などを呈する状態と定義しています。
さらに接種後時間をおいて、解離性神経症状反応と言われる、脱力、麻痺、異常な動き、四肢の不自然な姿勢、不規則な歩行、言語障害や明らかな神経学的根拠のない非てんかん発作を含む症状がみられることがあるとしています。

予防としては、接種者による丁寧な説明、丁寧な接種、信頼構築が必要とされています。このような思春期に多いとされている多様な症状を呈する患者さんに対しては、複数の専門家が連携して治療や支援していくことが重要です。当院でも、緊張して来院される方にはリラックスしてもらうように心がけたり、迷走神経反射で具合が悪くなることが予想される方にはベッドで横になった状態でワクチンを施行しています。お心当たりのある方はご遠慮なくお申し出ください。

 

 

 

秋草産婦人科藤原小児科医院