小児科医の藤原由香里と申します。
2004年に秋草産婦人科に併設して『藤原小児科医院』を開院いたしました。
大学病院、関連の病院などで11年間、一般小児科、小児救急、さらに神経疾患、小児発達を学びました。その中で様々な患者様との出会いがあり、子どもの発達、ご家族の形の多様さを感じるようになりました。
開院してからは患者様の支えもあり、無我夢中で診療に従事していました。そのような中、新型コロナ感染症が猛威を振るい、診療環境が大きく変化しました。子どもたちを取り巻く環境も日々変化し、デジタル化、効率化、あふれる情報に振り回される子ども、支えるご家族のお悩みなどにも触れる機会も多くありました。そんな時代だからこそ、患者様と向き合った診療をより大切にしていきたいと考えています。
開院して20年が経とうとしています。多くのお子さまの成長を見守る事ができることは、大変うれしく小児科医の幸せな特権と感じています。と同時に見守り続ける責任があると強く思うのです。子どもたちの未来は、街の未来です。子どもたちの笑顔を守り、未来創造の健康パートナーとして尽力できればと願っております。これからもスタッフ一同、どうぞ末永く、よろしくお願いいたします。