スマホの使い方の約束を幼児のころから始めましょう。
『スマホに子守をさせないで』というキャッチフレーズで、メディアとの付き合い方を皆さんに考えていただいています。
スマホ依存になる子は数パーセントらしいのですが、これって多いですか?少ないいですか?100人いたら2~3人、つまりクラスに1人いるということ。
私からすると多いなぁという印象です。
当院に相談に来られる方の中で、主訴が『スマホやゲームとの付き合い方に問題があるので困ってます。』と言う方はいらっしゃらないんです。幼稚園や学校でうまくいかない、家でうまくいかない、学校に行きたがらないという方の中に、『家ではゲームばっかりやってます』と言う方がいらっしゃるのですね。
リラックスできるのでしょうね。クリアする達成感、ステージアップするご褒美です。
中にはやることがないからやってる。と言う子もいますね。
小学生になってから約束を守らせるのは大変だなと感じます。それでも皆さん頑張って約束をして生活リズムを立て直そうとしてくれます。
幼稚園の頃はどうでしょう。ゲームばっかりやって困ってます。と言う子はいないですね。この時に約束をし始めたら、『スマホやゲームをするときは約束があるんだ。』とすんなり受け入れられるのではないでしょうか。
お子様と約束をするときは、ご自身のスマホやゲームとの付き合い方を考え直さないといけない親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。一緒に頑張るのもいいのかも。
当院に『ママのスマホになりたい』という絵本があります。ドキッとする題名ですが、読んでみるとほっこり暖かいお話です。よかったらお手に取ってみてください。
当院でも待合室では、テレビでアニメを流してしまっているのですが、絵本やおもちゃの貸し出しもしています。使い終わったら消毒しますのでスタッフにお渡しください。